補聴器用空気電池は周囲の気温や湿度に大変影響されやすい電池となっております。
電池寿命を縮める３大要因は、低い気温、乾燥、二酸化炭素です。
つまり冬場は電池寿命が短くなります。
外では低い気温と乾燥、屋内では暖房をしていれば二酸化炭素が多く乾燥もしています。
冬場は夏場と比べると２割りから５割りほど電池寿命が短くなります。

補聴器用空気電池はシールをはがしてから反応が始まり発電します。
冬場は電池交換の際、シールをはがして２～３分ほど経ってから補聴器にセットしていただくと安定して補聴器が動作します。
また灯油やガスのストーブをお使いでしたらお部屋の換気をこまめにする事も有効となります。

他にも電池の寿命を短くする要因にテレビ用など各種リモコンやブルートゥースやワイヤレスの機能を多用すると短くなります。
補聴器を乾燥ケースで保管する際も、必ずケースの外に電池は出していただきます。

寒く乾燥している冬場、体調管理も大切ですし、電池も上手に使って、少しでも長持ちさせましょう。